1991年から中野区白鷺の自宅でホームコンサートを年1回のペースで続けています。また、昨年2001年からは、自宅を離れ、一般コンサート会場でのコンサートも始めました。
 演奏曲目は、いずれもバロック期作品のチェンバロ演奏が中心です。



 

 ホームコンサートを始めた時も、大変勇気が必要だったわけですが、家を出て、ホールでコンサートをするというのには、もっと勇気がいりました。ホームコンサートにいらして下さった方々からも、ホームコンサートは暖かい雰囲気がいいけれども、住居を会場にするのは何かと大変なのでは?とか、色々ご心配頂き、ホールでやってみたら、というご意見も頂いていました。自分でもそうしてみようかとは思いつつ、踏み出せないでいました。ホールを探し、ホールを借り、楽器を調達し、今までの何倍もの案内状を用意し、きちんとしたプログラムを印刷する・・・一人では絶対できないと思っていました。
 しかし、有り難いことに、ホームコンサートを始める時、後ろからポンと背中を押してくれた人がいたように、今度もまた、そうしてくれる人が出現しました。このホームページでもお世話になっている岡本楠雄さんです。背中を押すというよりは、私をすっかりその気にさせてしまったと言ったほうがいいかもしれません。
 私の様々な不安は解消したわけではありませんでしたが、次第に俎の上の鯉の心境になり、覚悟を決めて進むことにしたのです。ただ、ホームコンサートを全くやめてしまうというわけではありません。 できれば並行して、やっていきたいと思っています。

2002年9月23日・ルーテル市ヶ谷センター

第1回「先人は綺羅星の如く」
  2001年11月3日・東京建物八重洲ホール
第2回「谷間は花ざかり」
  2002年9月23日・ルーテル市ヶ谷センター
 第3回「イタリアの先達たち」
  2003年10月25日・番町教会



   
 


 私のチェンバロの師、及川真理子先生には1985年から先生が癌で急逝される1988年まで師事しました。最後に習ったのは、フォルクレの組曲ですが、この曲は未だに人前で弾かずにいます。
 たった3年間でしたが、たくさんのことを学びました。先生には、本当によくして頂きました。せっかく教えて頂いたことをこのままにして良いのか、このままにしないということはどういうことなのか、私に何ができるのか、考え続けました。それには、まず演奏する事だと思いました。
 チェンバロを購入したこともあり、チェンバロという楽器を、まず間近で見て、聴いてもらおう、どのようにして、音が出るのか、楽器の特徴はどんなことなのか知ってもらおう、1回限りの会ではなく出来れば定期的な会にしたい、などということを総合して、自宅のマンションのリビングに自分の部屋からチェンバロを運び出して、コンサート用のスペースを作り、ホーム・コンサートを開いてみようという考えがまとまりました。
 しかし、初めてのことを始めるというのは勇気のいるものです。第1回を開くにあたってポンと後ろから背中を押してくれる人が必要でした。そうしてくれたのは、第4回までゲスト出演してくれた、ヴァイオリンの佐藤さんでした。このようにして、何もわからないまま、「音楽の花束」ははじまりました。


その他ミニコンサートなどでの演奏記録をまとめてみました